Rieko Osu Lab. cognitive neuroscience,
School of Human Science, Waseda Univ. JAPAN
早稲田大学人間科学学術院 大須理英子研究室(認知神経科学)
SEMINAR
【ゼミ】
脳・神経系にシステム的にアプローチすることで、心と身体の理解を目指します。
それらの知見を応用し、機能を維持したり改善・向上させる道筋を探ります。
キーワード:脳科学、心理学、脳計測、生体計測、身体性、社会性、潜在性、学習、
ニューロモジュレーション、臨床応用、ニューロリハビリテーション
Schedule
【専門ゼミ・授業の到達目標】
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システム神経科学の考え方や方法論を理解する。
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問題設定、実験の組み方、解析手法など一連の研究の流れを理解する。
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必要な文献を探索し、自力で批判的に読み解く力を身につける。
【備考】
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文献と実習内容およびスケジュールは、履修者と相談の上で決定します。
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ゼミの合宿を実施する予定があります。
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学外の施設見学を実施する可能性があります。日程はその都度調整し、授業の順序はそれに応じて変更します。
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各授業の中で取り組みに対するフィードバックを行います。
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指定の教室以外(研究室もしくは研究室に近い教室)で実施する予定です。
学部ゼミ:月曜5・6限
卒研ゼミ:月曜4限
院ゼミ:火曜3・4限
【博士論文】
2023年
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対人協調時における個体間脳波同期の分析 (Inter-brain EEG Synchronization during Interpersonal Coordination)
2022年
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上肢の選択に影響を及ぼす認知神経科学的介入法の検討 (Interventions to Bias Arm Choice Based on Cognitive Neuroscience)
2021年
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脳卒中患者を対象としたリハビリテーションに対する動機づけとアウトカムの関連性に関する研究 (The relationship between motivation for rehabilitation and outcomes in patients with stroke)
【修士論文】
2023年
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異なるモダリティの MEG データ用いたクロスデコーディングによる神経共有表現の検証
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主体的運動が空間注意パフォーマンスに及ぼす影響
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皮膚での可視光の超知覚的受容が認知・行動に及ぼす影響
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消費者アンケートにおける本音/建前回答と脳活動の関連性検討
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水中運動が神経活動に与える影響
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内部状態が行動変容に及ぼす影響の検討
2022年
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Interventions to Bias Arm Choice Based on Cognitive Neuroscience(上肢の選択に影響を及ぼす認知神経科学的介入法の検討)
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Brain Activity Depending on the Initial Value of Constraints in Insight Problems: An fMRI study(洞察問題における制約初期値の高さによる神経活動:fMRI研究)
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Pupil Dilation Process by Unconscious Stimuli and Emotion Classification Using Machine Learning(無意識刺激による瞳孔径変動プロセスの解明及び機械学習を用いた情動分類)
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Examining the effectiveness of exposure using CFS in insect phobia(虫恐怖症傾向者を対象にCFSを用いた曝露の有効性を検討)
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The Relationship Between Blink Synchronization Rate and Sustained Attention(瞬目同期率と集中力の関連性の検討)
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The Effect of the Evaluation of Self's Emotions on Frontal Alpha Asymmetry(感情主観評価の前頭アルファ左右差への影響)
2021年
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Changes in brain structure, functional connectivity, and psychological indices after hatha yoga intervention for healthy yoga-naïve adults(ヨガ未経験の健康な成人に対するハタ・ヨガ介入後の脳構造,機能的結合性,および心理的指標の変化)
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Default-mode network functional connectivity during the resting state and sustained attention and its relationship with attention: an EEG study(EEG を用いた安静時および持続的注意時のデフォルトモードネットワークの機能的結合と注意との関係)
2020年
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The Relationship between Inter-brain EEG Synchronization and Stability of Interpersonal Coordination during Anti-phase Tapping
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Identifying Brain Regions Related to Word Prediction During Listening to Japanese Speech by Combining LSTM and MEG
2019年
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Verifying Reservoir Computing as a neural encoding model of time series information
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後頭頂葉への経頭蓋直流電気刺激が上肢選択意思決定に与える影響
【卒業研究】
2023年
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スプリント運動が反応速度に及ぼす影響
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精神疲労と運動パフォーマンスの関係性
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報酬課題時に生じるエラーに関する解析
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提示順序と好みの評価の関連性について
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ECサイト情報が商品信頼度に及ぼす影響について
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ゴキブリ恐怖症傾向者に対する連続フラッシュ抑制を用いた暴露の効果
2022年
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罰刺激の重みが認知課題のエラー処理に及ぼす影響
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非侵襲的脳刺激が野球における投球パフォーマンスに与える影響について
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fMRIを用いた快ー不快音聴取時の脳活動と感覚処理感受性との関連の検討
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快情動喚起画像が発散的思考に及ぼす影響とその評価
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日本語レベルと横縦表記が読者パフォーマンスにもたらす影響に対するアイトラッカー研究
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機能的説明と情緒的説明による広告効果の差の検討
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自閉症傾向と「聞こえ」及び字幕の補助効果に関する研究
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うつと不安に対するオンライン・マインドフルネスクラスの効果の検討
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VRを使った性別違和における身体的違和感の再現と脳活動の検討
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プレッシャーがパスの精度に及ぼす影響の検討
2021年
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幼少期における運動経験が及ぼす動体視力への影響
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Web 広告における色彩印象の効果
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嘘による脳の働き-条件の違いによって用いられる嘘-
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硬式空手道の組手における初心者・熟達者の脳活動の比較
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表情認知の文化差を深層学習で検証する
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表情の運動イメージを用いた脳波解析による感情推定
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恐怖感情に対する経頭蓋静磁場刺激の影響の検討
2020年
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脳波を利用した個人識別ー時間経過による分類率の変化ー
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脳血流量計測と眼球運動測定による問題解決プロセスの分析
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瞬目と脳活動の関連性の検討及びモデル化
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音楽聴取時の人の歌声による情動変化の検証
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観察による運動学習の効率と固有感覚の関連性の検討-オンライン実験による試みー
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ゴルフパッティング動作時における上級者と初心者の身体反応特性の比較
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深層学習を用いた人間の表情認知と文化差に関する研究
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無意識下の情動刺激に対する瞳孔径変化に関する検討
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視覚に関する生体信号と心理状態の主観評価の関連
2019年
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コミュニケーションに関する単語への無意識下と意識下での認知の比較
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ゴルフのショットと生理指標の関係について
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ヨガの実践による認知の変容および脳構造の変化
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精神疾患と探索行動回避の関係
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恐怖刺激における身体反応
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アスリートの外傷と運動学習能力の関係について
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ニューロフィードバックによる安静時ネットワーク調節の探求-注意指向調節の試み-
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NIRSによる脳血流計測を用いた経頭蓋静磁場刺激の影響の分析
2018年
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文脈依存型瞬目及びそれに先行する脳波の分析
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VRを用いた両眼視野闘争の刺激提示の開発および連続フラッシュ抑制効果の検討
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脳波ニューロフィードバックによるスポーツパフォーマンス向上訓練手法の検討
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二者間協調タッピングにおける脳波同期現象の分析